自宅でペットの骨壺はどこに置く?リビングでの自宅供養アイデアと注意点

大切なペットちゃんのお骨を納めた骨壺。
「リビングに置いてもいいのかな?」「どこに置くのが正解なんだろう?」
そんなご相談を、ファミリーペットメモリアルにもよくいただきます。
自宅での供養には「こうしなければいけない」という決まりはありません。
ただ、毎日自然に手を合わせやすく、ペットちゃんもご家族も安心できる場所を選んであげることが大切です。
この記事では、
・自宅で骨壺を置くときの考え方
・実際の置き場所のアイデア
・スペースが限られるお家での工夫
などを、訪問火葬を行う立場からわかりやすくまとめていきます。
自宅供養で骨壺を置く意味とは?
自宅で骨壺をお祀りすることは、
・「まだそばにいてくれている」と感じられる安心感
・毎日「ありがとう」と伝えられる場所ができること
・ペットロスの心のケアにもつながること
といった、いくつもの意味があります。
実際に、当社のご利用後も「リビングに明るい雰囲気の骨壺を置けて、本当に良かった」とおっしゃるご家族様は多くいらっしゃいます。ファミリーペットメモリアル
ご自宅での供養は、ペットちゃんのためでもあり、ご家族の心を支えるための時間でもあります。
骨壺の置き場所を決める前に考えたい3つのポイント
1. ご家族の「目線」に入りやすい場所かどうか
・毎日自然に視線が向く場所か
・ふとした時に「おはよう」「おかえり」と声をかけやすいか
骨壺は「特別な部屋」にしまい込むよりも、日常の中で自然に存在を感じられる場所に置いてあげるのがおすすめです。
リビングやダイニングの一角など、ご家族が集まる場所は、自宅供養にとても向いています。
2. 日当たり・湿気・温度などの環境面
骨壺自体はしっかりと蓋がされていますが、
・直射日光が当たる窓際
・結露しやすい窓辺
・湿気がこもりやすい場所
などは、できるだけ避けてあげると安心です。
カーテン越しの柔らかい光が入る場所や、エアコンの風が直接当たらない棚の上などが、バランスの良い置き場所になります。
3. 地震やお子さま・他のペットからの安全性
・揺れた時に落下しにくいか
・小さなお子さまや他のペットの届かない高さか
も大切なポイントです。
ガラス棚の端ぎりぎりに置いたり、高くて不安定な位置に置いたりするのは避け、できるだけ「奥側」「壁寄り」に安定して置ける場所を選びましょう。
場所別のおすすめ自宅供養アイデア
リビングの一角に「小さなコーナー」を作る
もっともご相談が多いのが「リビングに置きたい」というケースです。
・テレビボードの端
・サイドボードやチェストの上
・本棚の一段をペットちゃん用にする
など、すぐに目に入りやすい場所に小さな供養スペースを作ると、毎日の暮らしの中で自然に手を合わせやすくなります。
写真立てやお花を一緒に置いてあげると、よりその子らしいコーナーになります。
仏壇やご先祖様のスペースの近く
ご家庭によっては、ご先祖様の仏壇の近くに骨壺を置きたい、というお声もあります。
・仏壇と同じ棚の一段をペットちゃん用にする
・仏壇の隣に小さな台や棚を置き、ペット専用コーナーにする
といった形で、「家族の一員として一緒にお祀りする」イメージで置かれる方も多いです。
宗教やご家族の考え方によっても変わってきますので、迷われる場合は、ご家族で話し合いながら決めてあげるのが良いと思います。
寝室・書斎など、落ち着いたプライベート空間に
「人目はあまり気にせず、ゆっくり話しかけられる場所に置きたい」という場合は、
・寝室の棚の上
・書斎やワークスペースの一角
なども、自宅供養の場所としてよく選ばれます。
夜、眠る前にそっと声をかけたり、日中仕事の合間にふと目を向けたりと、静かに向き合える時間が増えます。
スペースが限られるお家での工夫
「骨壺を置くスペースがあまりない」というご相談も少なくありません。
そんなときは、オプションやサイズの工夫で解決できることもあります。
ミニ骨壺を使ったコンパクトな自宅供養
通常の骨壺よりも小さな「ミニ骨壺」に分骨して、自宅の一角でお祀りする方も増えています。ファミリーペットメモリアル
・ワンルームやマンションでスペースが限られる
・大きな骨壺は納骨堂やお墓に納めて、自宅用は小さくまとめたい
といった場合に、とても相性の良い方法です。
分骨カプセルで「いつも一緒」に
キーホルダーのように身につけられる「分骨カプセル」を利用される方もいらっしゃいます。ファミリーペットメモリアル
自宅の骨壺とは別に、少量を分けてカプセルに納めておくことで、
・お出かけや通勤のときも一緒にいられる
・外出が多いご家族にも安心
という形で、心の支えになってくれることがあります。
粉骨で体積を抑えて、置き場所の選択肢を広げる
お骨を粉状にする「粉骨」を行うことで、骨壺の中の体積をぐっと抑えることもできます。ファミリーペットメモリアル
・小さめの骨壺に移し替えて、棚の一角に収めたい
・将来的に散骨も視野に入れておきたい
といった場合にも、粉骨は有効な選択肢です。
ファミリーペットメモリアルでは、粉骨サービスについてもオプションとしてご案内しておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
骨壺まわりの飾り方のアイデア
骨壺をどこに置くかだけでなく、「どう飾るか」も大切なポイントです。
布やランナーで「小さな祭壇」を演出する
・お気に入りの色のランチョンマットやランナーを敷く
・季節に合わせたクロスに変えてあげる
といったひと工夫だけでも、ぐっとあたたかい雰囲気になります。
写真・お花・思い出の品を添える
・一番好きだった表情の写真
・その子に似合う造花やプリザーブドフラワー
・首輪やお気に入りのおもちゃをひとつだけ
などを添えてあげると、その子らしさが一気に伝わるコーナーになります。
当社では、骨壺の装飾も全てハンドメイドの装飾品で行っており、リビングに馴染みやすい明るいデザインをご用意しています。ファミリーペットメモリアル+1
ペットロスのケアという視点から見た自宅供養
火葬が終わったあと、急に日常に戻ると、寂しさや喪失感が一気に押し寄せてくることがあります。
・手を合わせる場所がある
・話しかけられる「対象」が目の前にある
というのは、ペットロスの時期の心を支える役割も果たしてくれます。
ペットロスで何も手につかないときの過ごし方については、当社ブログの
「ペットロスで何も手につかないときに|火葬後の毎日を少し楽にする過ごし方」
でも詳しくまとめていますので、よろしければ合わせてご覧ください。ファミリーペットメモリアル
ファミリーペットメモリアルでご案内できること
ファミリーペットメモリアルでは、
・ご自宅へお伺いして行う「訪問火葬」
・リビングに置きやすい、明るい雰囲気の骨壺装飾
・ミニ骨壺や分骨カプセル、粉骨などのオプション
を通して、「自宅での供養」を前提にしたご案内を大切にしています。ファミリーペットメモリアル+1
「うちの間取りだと、どこに置くのがいいのか」
「ミニ骨壺やカプセルも気になっている」
といったご相談も、お電話やLINEでお気軽にお問い合わせください。
料金やオプションについては、「ご利用料金」のページでも詳しくご紹介しています。ファミリーペットメモリアル
まとめ|正解は「ご家族がいちばん落ち着く場所」
自宅での骨壺の置き場所に、絶対的な正解はありません。
・ご家族みんなが自然に手を合わせられる場所か
・安全面と環境面で、安心して置いておけるか
・ペットちゃんの「らしさ」を感じられるコーナーになっているか
この3つを意識しながら、ご家庭ごとの「いちばん落ち着く場所」を見つけてあげてください。
もし迷われたときは、火葬のご相談とあわせて、
「自宅供養のイメージ」も遠慮なくお話しください。
ファミリーペットメモリアルは、ペットちゃんとのお別れだけでなく、
その後の毎日が少しでもあたたかく過ごせるよう、お手伝いさせていただきます。

